月食のしくみ(模式図)
「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食」、一部分だけが入る場合を「部分月食」と呼んでいます。
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2014年は、惑星に関する大きなイベントはありませんが、2回の月食を見ることができます。
ここでは、今年1年で観測しやすくなる順に各惑星をご紹介していきます。土星や木星、火星の美しいすがたを、ぜひ、天体望遠鏡でご覧ください。
2014年1月7日公開
2014年は4月と10月の2回、「月食」を見ることができます。
「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食」、一部分だけが入る場合を「部分月食」と呼んでいます。
4月15日の夕方に、東日本から北日本で「部分月食」を見ることができます。月食自体は皆既月食となりますが、月が欠けた状態で昇ってくる月出帯食となるため、月食の最後の部分しか見ることができません。西日本では月が地平線に隠れた状態で月食が起こるため見ることができません。
東京では月の出となる午後6時過ぎに、月の一部が欠けた状態で昇ってきます。そのまま欠けは小さくなり午後6時半過ぎには本影食(ほんえいしょく)が終わります。
10月8日の夕方から夜にかけて、ほぼ全国で皆既月食が見られます。全国の広い範囲で見られる皆既月食は約3年ぶりとなります。月の欠けはじめは、まだ月は低い位置にありますが、欠けが大きくなるにつれて高度も増していくので、観測には良い条件となります。
東京では午後6時15分頃から欠けはじめ、午後7時25分頃から皆既食となり、約1時間にわたって続きます。その後、しだいに欠けが小さくなり、月食は午後9時30分過ぎまで続きます。
私たちが暮らしている地球は、約365日をかけて太陽のまわりを1まわりしています(公転 と呼びます)。 地球のほかにも、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などの 惑星と呼ばれる天体が太陽のまわりをまわっています。
「冥王星 」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。
木星は、2月末頃までが観測のチャンスとなります。ひときわ明るく輝いているため、ひと目でみつけることができるでしょう。このころ、木星は「ふたご座」の中にあります。
東京では、1月下旬〜2月上旬の午後9時頃には南の空高くにあり、一晩中観測することができます。
火星は、4月14日に地球に最接近します。2003年の大接近ほどではありませんが、「おとめ座」の中に、マイナス1.4〜1.5等級ほどの明るく大きな姿を見ることができるでしょう。
東京では、4月中旬の午後6時過ぎに東の空から昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。
土星は、5月~7月にかけて観測のチャンスとなります。このころ、土星は「てんびん座」の中にいます。
東京では、5月中旬の午後7時頃に東の空から昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきますが、あまり高度は高くなりません。
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