ヨハン・バイエル
Johhan Bayer
16世紀末~17世紀初頭にかけて活躍したドイツの法律家。
法律家として働くかたわら、全天星図「ウラノメトリア」を発刊し、この中で主な恒星に「α」や「β」などの記号を付けて整理した「バイエル符号」は、現在も恒星の命名法として使われています。
「ウラノメトリア」の中で、オランダの航海士たちの記録をもとに、天の南極付近に12個の星座を設定しました。この12個の星座は「南天12星座」とも呼ばれ、オランダの冒険家ホウトマンと航海士ケイザー(テオドリ)が航海中に考えた星座と言われています。
バイエルが設定した際に、資料の誤りにより「みつばち座」が設定されましたが、後にラカイユによりはえ座に訂正されました。