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天体望遠鏡で観よう!惑星探検2020

 
 
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天体望遠鏡で観よう!惑星探検2018

2020年は、日食を楽しもう!
さらに火星が大接近!火星観測のチャンス!

ここでは、太陽系の主な惑星について、主なトピックや観測の好機をご紹介します。火星や、金星、木星、土星の美しいすがたを、ぜひ、天体望遠鏡でご覧ください。

2019年12月18日公開

日食を観よう

2020年は6月に、全国で「部分日食」を見ることができます。

日食のしくみ(模式図)

「月食」は、太陽と月の間に地球が入り、地球の影が月をおおいかくす現象で、月全体が影の中に入ってしまう場合を「皆既月食かいきげっしょく」、一部分だけが入る場合を「部分月食ぶぶんげっしょく」と呼んでいます。

月食のしくみ

6月21日の部分日食

2020年6月21日の夕方、アジア、アフリカの一部地域で見られる金環日食きんかんにっしょくに伴い、日本全国でも部分日食ぶぶんにっしょくが見られます。

日本では、沖縄県など南西の地域ほど大きく欠け、見応えのある部分日食となります。

観察には日食グラスを利用し、直接太陽を見ないように注意しましょう。天体望遠鏡で直接太陽を見ると失明(しつめい)する危険があるので、天体望遠鏡では、決して太陽を見ないようにしましょう。

東京では午後4時11分頃から欠けはじめ、5時10分頃に食の最大(食分0.471)となり、6時3分頃に日食が終わります。食の初めから終わりまで2時間ほどの天体ショーとなります。

各地域の食の最大
各地域の食の最大

東京での見え方
東京での見え方

太陽系について

太陽系

私たちが暮らしている地球は、約365日をかけて太陽のまわりを1まわりしています(公転こうてん と呼びます)。 地球のほかにも、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星などの 惑星わくせいと呼ばれる天体が太陽のまわりをまわっています。

私たちの太陽系

冥王星めいおうせい 」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。

天体望遠鏡で惑星を観測しよう

金星4月〜6月が見ごろ

4月3日午後6時頃の東京の空

金星の位置

2020年は高度が高く、満ち欠けを観察するには良い条件となっています。年の前半は「宵の明星」として、日没前の西の空で明るく輝きます。6月以降は「明けの明星」として明け方の東の空にひときわ明るく明るく輝く金星を見ることができます。

4月3日、4日には、夕方の西の空に、明るく輝く金星がプレアデス星団の近くを通過する美しい姿を見ることができます。

1月~6月にかけて、「やぎ座」から「みずがめ座」、「おうし座」へと移り、年末にかけて「さそり座」へと大きく動いていきます。

火星9月〜11月が見ごろ

10月6日午前0時の東京の空

火星の位置

2020年10月6日に、2018年の大接近以来、2年ぶりに火星が大接近します。2018年の大接近と比べると少し遠いため準大接近と言ったほうが良いかもしれませんが、今回は火星の高度が高いため、前回より観測しやすくなっています。大接近と言っても地球までの距離が約6,207万キロメートルぐらいに近づくだけで、 ぶつかりそうなほど近づくわけではありませんが、火星を観察するには絶好のチャンスです。

火星は、地球の1つ外側の軌道きどうを回っている太陽系の惑星です。 地球は太陽を中心に、その周りをほぼ丸い円を描いて回っていますが、火星は中心がずれた楕円形だえんけいを描きながら回っているために、 地球に近づいたり遠ざかったりしています。

火星は、6月下旬頃からだんだんと明るくなり、天体望遠鏡で見える大きさも大きくなってきます。大接近のころには、マイナス2.6等級ほどの明るさとなり、ひときわ赤く輝く火星が、普段より大きく感じるようになるでしょう。大接近の当日だけではなく、前後の1〜2ヶ月の明るさや大きさの変化を調べてみると、天体のふしぎを身近に感じることができるでしょう。

7月から12月にかけて、火星は「うお座」のあたりを行ったり来たりしています。

軌道
火星と地球の軌道
位置
2020年6月〜2021年2月の火星の位置

木星3〜7月が見ごろ

3月18日午前5時の東京の空

木星の位置

木星は、大きな動きはありませんが、1年のほとんどを「いて座」の中で移動するため見つけやすいでしょう。年末にかけて「やぎ座」へと移っていきます。

3月中旬の明け方には、木星、土星、火星、月が東南の空に集合し、美しい姿を見せてくれます。12月下旬には、明るく輝く木星と土星が大接近する姿を見ることができます。

東京では、7月中旬は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くには土星や赤く輝く「さそり座」のアンタレスが見え、木星との色の対比が美しいでしょう。

土星7月〜8月が見ごろ

7月21日午後11時頃の東京の空

土星の位置

2020年の土星は、1年中「いて座」と「やぎ座」の間を行ったり来たりしています。あまり高い位置には昇りませんが、環の傾きも大きく、明るさが増す今年中頃が観測のチャンスとなります。

東京では、7月中旬は午後7時頃に東の空に昇り、一晩中明るく輝いたのち、明け方には西の空に沈んでいきます。近くには木星や赤く輝く「さそり座」のアンタレスが見えます。

天体望遠鏡ラインナップ

天体望遠鏡性能比較表 天体望遠鏡の性能について
型番 RXA237 RXA125
適正倍率 60倍 76倍
最高倍率 210倍 152倍
有効径 60mm 76mm
焦点距離 700mm 300mm
口径比 F11.7 F4
集光力 73.5倍 118倍
分解能 2.36秒 1.52秒
極限等級 10.67等星 11.9等星
学習用天体望遠鏡の専門店
  • 科学専門スタッフが丁寧に商品紹介!
  • 特長がよくわかる写真を独自に撮影!
  • 学習文具の老舗レイメイ藤井製!

天体望遠鏡百科

天体・天体望遠鏡についての基礎知識をご紹介します。天体望遠鏡を買う前に読んでみましょう。

天体まめ知識

天体や宇宙、天文学の基礎知識について学びましょう。

天体望遠鏡のしくみ

天体望遠鏡の構造や性能、用語について解説します。

天体望遠鏡の使い方

天体望遠鏡の基本的な使い方を紹介します。