子供用・学習用天体望遠鏡専門店
天体望遠鏡を使えば、惑星や星雲、星団など、さまざまな天体の姿を手軽に楽しむことができます。 夜空の星に気ままに望遠鏡を向けて楽しむこともできますが、天体についてあらかじめ勉強しておくと、さらに楽しくなることでしょう。
プラネタリウムを観たことがありますか?
プラネタリウムは、丸いドーム状にふくらんだスクリーンに、中央の投影機から天体を映して星座などを形づくっています。 私たちが天体を見るときも、地球を中心としたドームまたは球の内側に天体があるように見えます。この、地球を中心としたみかけの球を「天球」と呼んでいます。
地球から見える天体の位置は、この天球(左図)上の位置を使ってあらわすことができます。
地球上での位置を表す経度・緯度と同じように、天体の位置を赤経(α)と赤緯(δ)で表す方法を「赤道座標」と呼びます。 星図(星の地図のようなもの)には、星の位置が、この赤経・赤緯を使って表されています。
地球は1日に1回転しています(自転と呼びます)。このため、恒星などの天体は天の北極を中心に天球上を東から西へと1日に1回転していきます。この動きのことを「日周運動」と呼んでいます。約24時間で360度動くので、1時間に約15度づつ天体が動いていくように見えます。
天体の動きは、見る方角や見る地点の緯度により異なります。日本の場合は、天の北極の位置が見る地点の緯度(東京で約35°)と同じ高さになるため、見る方角により次のような動きとなります。
天体望遠鏡で天体を観測していると、視野の中を天体がゆっくりと動いて行って、やがて視野の外に出て行ってしまいます。 天体望遠鏡で同じ天体を見続けたい場合には、常に天体望遠鏡の向きを日周運動に合わせて動かさなければなりません。
赤道儀と呼ばれる装置が付いた天体望遠鏡は簡単な操作で 日周運動に合わせて動かすことができるので、大変便利です。
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