子供用・学習用天体望遠鏡専門店
あなたが知っている天体にはどんなものがありますか?
たくさんの人が太陽、地球、月と答えることでしょう。このほかにも宇宙にはいろいろな種類の天体があり、夜空のかなたでまたたいているのです。 これから、おもな天体の種類をご紹介しましょう。
太陽のように自分で燃えて光っている天体を恒星と呼んでいます。夜空にかがやいて見える天体の多くは、私たちの太陽と同じような恒星です。
惑星は、恒星のまわりを一定の時間をかけて回っています。地球も惑星の1つで、私たちの太陽系には他に7つの仲間がいます。 地球より太陽に近い内側の惑星を内惑星、外側の惑星を外惑星と呼びます。
太陽にもっとも近い水星は、温度が高く地球のような大気がありません。地球の内側をまわっていることと、太陽に近いということにより、 天体望遠鏡でも見ることが難しい天体です。
「明けの明星」「宵の明星」とも呼ばれ、明け方と夕方に地平線の近くに明るくかがやく星です。 夕方に1つだけ明るくかがやく星、いちばん星として見たことのある人も多いことでしょう。
火星は地球の1つ外側をまわっていて、大きさは地球の半分ほどの赤い惑星です。火星はおよそ2年2ヶ月ごとに地球に接近し、およそ15年、79年ごとにさらに接近する大接近をくり返します。
太陽系でもっとも大きな木星は、厚い雲がうずをまきながらおおっていて、天体望遠鏡でのぞくと赤い目玉のような巨大なうずを見ることができます。 木星のまわりにはたくさんの衛星がまわっていて、1列にならんだ衛星はとてもきれいです。
土星はドーナツのような形をした環を持っていて、天体望遠鏡でのぞくと、すきとおったようにかがやくきれいな環を見ることができます。
これらの惑星の他にも、小さな小惑星と呼ばれる天体も太陽のまわりをまわっています。
※「冥王星」は1930年の発見以来「惑星」に分類されていましたが、2006年8月の国際天文学連合(IAU)総会で「惑星」の定義から外されました。このため、太陽系の惑星は9個から8個に減ることとなりました。
星雲は、たくさんの星々やガスが集まって、まるでぼんやりした雲のように見えるもので、 アンドロメダ大星雲やオリオン大星雲などが有名です。
星団は、たくさんの星々の集まりで、プレアデス星団(すばる)やペルセウス座の二重星団などが有名です。
彗星は、惑星と同じように太陽の周りをまわっている天体です。太陽に近づいたり遠くはなれたりしてまわっているので、 何十年に1度しか見られないものもあります。
彗星の中心は、氷のようなものでできていて、太陽の熱や風でガスのようになるため尾が付いたように見えます。 76年に1度しか見ることができないハレー彗星が有名ですね。
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