もくじ
いっかくじゅう座について
いっかくじゅう座(一角獣座)は、一角獣ユニコーンの姿をした冬の星座です。
ユニコーンとは、額に角がある馬の姿で、つかまえると幸運が訪れると信じられていた伝説の生き物です。
17世紀前半に活躍したドイツの天文学者バルチウスにより設定された2つの星座の1つです。冬の大三角の真ん中という目立つ場所にありますが、4等星がいくつかあるだけの見つけにくい星座です。
いっかくじゅう座にまつわる神話
新しい星座なので神話はありません。
いっかくじゅう座の姿(見え方・星図)
いっかくじゅう座はどんな形をしているのでしょうか。星空の中でどのように見えるのでしょうか。
イラストや星図を見ながら調べてみましょう。
星空パネルでは、星座を作る星や星座線、イラストなどをオン・オフしながら、いっかくじゅう座の姿を楽しむ事ができます。
いっかくじゅう座の見つけ方
いっかくじゅう座の季節は冬。3月上旬の午後8時頃には南の空50°ほどの高さまで昇り、見ごろを迎えます。
地平線から天頂までのほぼ中央、3つの1等星が作る冬の大三角に囲まれ天の川に横たわるいっかくじゅう座が見つかります。最も明るくても4等級という暗い星だけで作られているため、伝説のユニコーンの姿を想像するのは難しいかもしれません。
※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。
冬の大三角をガイドにした、冬を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
いっかくじゅう座 基本データデータの見方
和名 | いっかくじゅう座(一角獣座) |
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学名 | Monoceros |
略符 | Mon |
設定者 | ヤコブス・バルチウス |
概略位置 | 赤経:7h0m0s 赤緯:-3° |
面積 | 481.569平方度(全天35位) |
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20時正中 | 3月2日ごろ |
正中高度 | 約51° |
主な季節 | 冬 |
肉眼星数 | 約130個 |