星食のしくみ ある天体が別の天体の前を横切ることで後ろの天体が見えなくなる現象を掩蔽と呼びますが、月によって恒星や惑星がかくされてしまう場合を、特に星食と呼んでいます。 地球の衛星である月は地球に最も近い天体で、遠くにある星をかくしながら少しずつ動いていきます。このため、星食自体は珍しいものではありませんが、1等星以上の明るい星や惑星の星食は貴重なイベントとなります。 図:星食のしくみ