もくじ
うさぎ座について
うさぎ座(兎座)は、オリオンの足下を逃げまわるウサギの姿をした小さな冬の星座です。
2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、3〜4等星の暗い星が四辺形(台形)のように並んでいます。
うさぎ座にまつわる神話
ギリシャ神話では、気性の荒いオリオンに優しい心を持たせるために、神がうさぎをつかわしました。
しかし、オリオンはこのうさぎを踏みつぶしてしまったため、神が哀れみ、星座にしたと言われています。
うさぎ座の姿(見え方・星図)
うさぎ座はどんな形をしているのでしょうか。星空の中でどのように見えるのでしょうか。
イラストや星図を見ながら調べてみましょう。
星空パネルでは、星座を作る星や星座線、イラストなどをオン・オフしながら、うさぎ座の姿を楽しむ事ができます。
うさぎ座の見つけ方
うさぎ座の季節は冬。2月上旬の午後8時頃には南の空40°ほどの高さまで昇り、見ごろを迎えます。
南の空でひときわ明るく輝くおおいぬ座のシリウスの西、オリオン座の足下にうさぎ座が見つかります。暗い3〜4等星で作られる小さな星座ですが、オリオン座のすぐ南にあるので見つけやすく、形も分かりやすいでしょう。
※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。
冬の大三角をガイドにした、冬を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
うさぎ座 基本データデータの見方
和名 | うさぎ座(兎座) |
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学名 | Lepus |
略符 | Lep |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:5h25m0s 赤緯:-20° |
面積 | 290.291平方度(全天51位) |
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20時正中 | 2月6日ごろ |
正中高度 | 約34° |
主な季節 | 冬 |
肉眼星数 | 約70個 |