ろくぶんぎ座

ろくぶんぎ座について

ろくぶんぎ座

ろくぶんぎ座(六分儀座)は、航海天体観測に使う測量器具の1つ六分儀の形を表した星座です。17世紀に活躍したポーランドの天文学者ヘベリウスにより設定された7つの星座の1つです。

しし座の1等星レグルスとうみへび座の2等星アルファルドの間にある暗く小さな星座で、うみへび座の背にのったコップ座の西側にあります。災難にあわないように、しし座とうみへび座の間において、勇敢な2つの星座に守ってもらうことにしたと言われています。

ろくぶんぎ座にまつわる神話

新しい星座なので神話はありません。

ろくぶんぎ座の姿(見え方・星図)

ろくぶんぎ座はどんな形をしているのでしょうか。星空の中でどのように見えるのでしょうか。
イラストや星図を見ながら調べてみましょう。

星空パネルでは、星座を作る星や星座線、イラストなどをオン・オフしながら、ろくぶんぎ座の姿を楽しむ事ができます。

ろくぶんぎ座の見つけ方

ろくぶんぎ座の季節は春。4月下旬の午後8時頃には南の空50°ほどの高さに昇り、見ごろを迎えます。
冬の大三角を作るこいぬ座の1等星プロキオンの東に3つの4〜5等星が「へ」の字に並んだろくぶんぎ座が見つかります。分かりやすい形をしていますが、暗い星で形作られるため、見つけるのは難しいかもしれません。

ろくぶんぎ座は、南西から南東にかけて天の川に添うように横たわる巨大なうみへび座の背に乗っているようにも見えます。

※上の星図は20時正中時の星空を表しています。半月前の21時、1ヶ月前の22時、2ヶ月前の24時とほぼ同じ星空となります。

春の大曲線春の大三角、北斗七星をガイドにした春を代表する星座たちの見つけ方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

ろくぶんぎ座 基本データデータの見方

和名ろくぶんぎ座(六分儀座)
学名Sextans
略符Sex
設定者ヨハネス・ヘベリウス
概略位置赤経:10h10m0s 赤緯:-1°
面積313.515平方度(全天47位)
20時正中4月19日ごろ
正中高度約53°
主な季節
肉眼星数約30個

季節の星座一覧件)

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