ペルセウス座について
ペルセウス座は、ギリシャ神話に登場する秋の夜空を彩る星座たちの主人公、勇者ペルセウスの姿を表した星座です。2世紀にプトレマイオスによりまとめられた「トレミーの48星座」の1つで、毎年、お盆のころに活発になるペルセウス座流星群が見られることでも知られています。
秋の大四辺形からアンドロメダ座へと目を向けると、その足下近くに、片方の腕を振り上げる人のような形をした星の並びが見つかります。形が複雑で分かりにくいかもしれません。
ペルセウス座にまつわる神話
ギリシャ神話では、ペルセウスの大冒険の物語が伝えられています。
アルゴスの王女ダナエとゼウスの間に生まれたペルセウスは、セリポス島きっての勇敢な若者へと成長しました。セリポス島には、髪の毛の1本1本がヘビで、その顔を見た者はたちまち石になってしまうという恐ろしい魔女 メドューサが住んでいて、たくさんの人々が石に変えられていました。
ある日、ペルセウスは、アテナ神の楯と、ヘルメス神の翼の付いたサンダル、ハデス神のかくれ兜を身につけ、メドューサを退治に出かけました。ペルセウスは、メドューサの顔を決して見ないように、楯に映るメドューサの姿をたよりに、みごとメドューサの首を切り落とすことができました。
この時、流れ出た血から天馬ペガスス(ペガスス座)が誕生しました。ペルセウスは、メドューサの首を持ってペガススに乗り、大空を飛んで故郷に帰りました。
ペルセウス座の姿(見え方・星図)
ペルセウス座はどんな形をしているのでしょうか。星空の中でどのように見えるのでしょうか。
イラストや星図を見ながら調べてみましょう。
星空パネルでは、星座を作る星や星座線、イラストなどをオン・オフしながら、ペルセウス座の姿を楽しむ事ができます。
ペルセウス座の見つけ方
ペルセウス座 基本データデータの見方
和名 | ペルセウス座 |
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学名 | Perseus |
略符 | Per |
設定者 | プトレマイオス(トレミー) |
概略位置 | 赤経:3h20m0s 赤緯:+42° |
面積 | 614.997平方度(全天24位) |
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20時正中 | 1月5日ごろ |
正中高度 | 約N84° |
主な季節 | 秋 |
肉眼星数 | 約160個 |